通貨傾向も理解

FXの基礎的なこと

通貨傾向も理解 投資には、金融商品と金融派生商品がありますが、FXは、後者に属します。
金融商品のように、現物取引がなされるわけではなく、純粋にお金のみの取引となります。
反対決済をしなければ、損益が確定しない差金決済取引となっています。
また、FXは、外国為替証拠金取引を意味し、外国為替相場を元にした独自の市場で、取引がなされます。
差金決済取引のため、証拠金を業者に支払うようになり、担保金のような役割をします。
つまり、反対決済がなされるまで、見込損益が発生し、損失が大きくなると見込まれれば、強制決済の対象となります。
そのため、元本割れが発生する可能性があります。
さらに、この原理を意味するレバレッジも利用できます。
少ない証拠金でも、多額の取引が可能となり、大きな収益になる可能性があります。
もっとも、その逆の可能性もあることは、言うまでもありません。
通常、倍率を選択することになり、かつては、個人投資家でも100倍など選択できました。
けれども、今では、レバレッジ規制が行われ、25倍までとなっています。
ただし、法人においては、この限りではありません。
また、収益方法としては、為替差益と金利差益となります。
金利差益は、スワップポイントとも呼ばれ、業者ごとに計算が異なっています。
さらに、FXでは空売りも可能となっています。
つまり、円安のみでなく、円高でも、収益を得ることができます。
空売りから入ったのであれば、反対決済として、買いを行い、差額が収益となります。

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