潜在的なリスクとは

一説によれば、投資はリスクを買う行為のようです。
株式でも債券でも、そういう傾向があり、FXでは、なおさらのようです。
なぜなら、外国為替を元としているため、時々刻々価格変化が激しくなっているからのようです。
このため、リスクを常に念頭に入れておくことが大切です。
では、FXのリスクとは、どういうものでしょうか?
まず、為替変動リスクがあります。
これは、市場の変化に伴うリスクであり、株式などとも共通しているものです。
期待通りの為替レートにならず、収益が発生してしまう可能性もあります。
また、金利変動リスクもあります。
FXでも、金利差益が発生しますが、市場に連動した金利であれば、為替変動リスクのように、期待した金利価格とならず、損失が発生する可能性があります。
また、金利は、経済政策によっても変化をするため、各国の経済ニュースなどをチェックすることも、大切になるでしょう。
さらに、システムリスクがあります。
これは、今日的なリスクであり、コンピュータネットワークに伴うリスクです。
取引所などのコンピュータ故障により、注文ができず、あるいは、注文しても成立しないなどのリスクです。
先頃でも、取引所で発生し、FXとは関係がなかったようですが、可能性としてはあり得るものです。
以上のほか、税制や法律変更によって、それまでの収益などが変わることがあります。
さらに、信託保全という制度があっても、業者に対する信用リスクも、鑑みておいた方が無難でしょう。
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